togetter初まとめ「小室みつ子さんとの2年間の往復書簡」

食とはまったく関係ないですが、最近FBなどで友達になった方のために向けて。

二年前、妻が亡くなった時、あんまり良くないなあと思いながら、たまらずTwitter上に気持ちを吐き出してしまいました。友人やファンの芸能人に向けて。
でもいろいろ優しい言葉をかけていただきました。もちろんそれですぐに立ち直れるなんて甘いことはなく、時間はかかりましたが、その当時の心の支えになったことは確かです。ネットって、ITってステキやん。と思いました。
そもそもその妻と出会ったきっかけもネットだったし。まだダイヤルアップだった頃。ピーガラガラの音が懐かしい。

で、そのときファンの小室みつ子さんという作詞家(Get Wildが代表曲。小室哲哉氏とは何の血縁関係も無し!)にもつぶやいてしまい、この時本当に優しい言葉を書けていただきました。

そんなに多いやりとりではないですが、二年間にわたって続いたやりとりを、togetterなるものを初めて使い、まとめた次第です。たくさんの人に見ていただき、泣けるという声も。感謝です。

以下になります。「小室みつ子さんとの2年間の往復書簡」
http://togetter.com/li/673550

自分のものさし

昨日、渕上真由さんのフォトセミナーで大阪行ってきた。日帰り。楽しかったあ。
交通費はかかるけど、広島でだらだら飲むよりは早く、23時前には帰れたし、有意義だった。

スマホの写真機能だけでも、ほんといろんな可能性があります。
自撮りフォトでとってもいい技を学び、活用できたんですけど、公開しては営業妨害だしつまらないので、是非セミナー参加してみてください!


本題。


今までスイーツ系、食べるのは好きだけど全く作ってなかった。
作ってみようかと思ったのは、あるお店で、とっても美味しいデザートを頂いた時。

おいしいんだけど、おいしいとしか表現出来ない自分に、そのとき少し苛立ちを感じた。

例えばパスタは自分でも作るから、自分で味の尺度、ものさしを持っているので、お店の味と比べることが出来て、好き嫌いの判断もつけやすい。人にも伝えやすい。

スイーツもそうできれば、もっと世界が広がるのでは、楽しめるのでは。と思った次第。

まあ、世の中万事そうですよね。食だけでなく他の趣味だって。スポーツ、音楽、などなど。

プロになるわけではないので、楽な気持ちで何でも広く浅く体験してみるのは、いいことだろうなと思った。

重富寛さんの、ビールスタンド重富への思い

今回は、少し番外編。
昨日、自分の夢、居酒屋開業の参考になればと、広島で、そして全国的にも有名な「ビールスタンド重富」のオーナー、そして重富酒店の社長である、重富寛さんにお話を伺いました。
そして、目からウロコのお話が多く、みんなにシェアしたいと思い、ブログ掲載の許可もいただきました。掲載前に重富さんに目を通していただいたので、多少の漏れはありますが、ほぼ間違ってはいないはずです。

一連の文章にするのは時間がかかりそうだったので、語録的に書き連ねていきました。
意味的には順不同なところがあるかもしれませんがご了承ください。ITの利用にも触れているところはあります。

インタビュー日:2014/6/2(月) 15:00-16:30



このビールスタンド自体を繁盛させたいわけではない。
自分のビールへの思い、姿勢が、他のお店に伝搬して、ここは閑古鳥が鳴くようになり、役割を終えることが、私の目標。

本当は、私のコピーが何人かいたら、日本酒スタンド重富、焼酎スタンド重富、などなど、並列で作りたい位。

注ぎ手の性格がビールに出る。自分はそう思わないが(笑)、私の性格はキツイので、味に出る。もう一人の方はまろやか。

温度管理、グラスの洗浄など、事前の準備がきちんとできていたら、合格点(80点)のビールは誰でも出せる。注ぎ手の技量は、2-3点の差を生むにすぎない。でも、その少しの差は大きい。注ぎ手によって、味が変わる。二人が同時に動画をとって重ねあわせ差分をとったらわかるかも?

グラスの洗剤はいろいろ試したが今のところヤシの実洗剤が一番いい。

洗浄の後、クロスで拭いてはダメ。自然乾燥すること。どんないいクロスでも、拭くことでクロスに残っている糸くず、脂分をグラスに戻してしまう。

お湯ですすいだら、水滴が落ちきる前にすぐ乾くので、水の中の不純物がグラスにのこってしまう。水ですすいで、水滴が落ちきってから乾くくらいがいい。純水ですすぐ店もあるが、普通の店では難しい。

以前、ビールスタンドの広さを広げたこともあったが、注ぎ手からお客さんが見えないこと、
逆にお客さんから注ぎ手が見えないという欠点があり、断念した。

前者は、この人のためにという気持ちを込めて注ぎたいため。
後者は、お客さんの視線を感じながらでないと、弱い私は、怠けてしまうため、必要。

以前居酒屋(四斗平)を経営していた時のジレンマ。
注ぎたてのビールを提供するタイミングと、できたての料理を提供するタイミング。
同時に満たすのはできない。

だから最初は、つまみは缶詰とか乾き物だけでいいと思っていたくらい。

ビールだけを考えても、大人数だと、最初に注いだ人の泡がなくなってしまったりする。
同時に注げる数に限度があるので。

「ビール大学」は、今年から始めようと思っていたがもう一年くらいかかりそう。
ビールスタンドを初めて二年。まだ、人に教えられる程のレベルではない。(本当?)
石の上にも三年というくらいなので。もう一年。

お客さんが店を育ててくれる。店がお客さんを育てる。どちらも大事。昔のお店はそういうことができていた。

本当のライフラインは人。電気ガス水道も災害数日後には大事になってくるが、
例えば津波に流されそうな時、手を引っ張ってくれる人が居ないと、それで終わり。


私は広島市全体のPTA会長(!)もつとめたりして、みんなに顔も覚えられているので
そういう場合は助けてもらえる自信がある。自負している。

これからの残り人生は、自分を育ててくれた流川に恩返しをする期間。

この周辺でバイトする人が、お店の人に、「まず重富いってこい」と言われ
数時間でも学んだあと、その後お店に帰っていく流れにしたい。

別にそこのお店が重富から仕入れていなくても関係ない。
お店にではなく、地域への貢献だから。

最近はどこも居酒屋ではなくて居食屋になっている。
酒のクオリティが低すぎる。(マイナス点)

なにか迷ったら私は銀座ライオン本店に行く。
ビールスタンドのアイデアも、そこで浮かんだ。

私にとってのパワースポット。長い歴史が生み出すパワー。

日本酒は、ワインなどと違い、どんな料理にも合わせることができる。日本人と同じ。
燗の温度、器の違いなどによって、味を変える。

燗の温度は同じ温度でも、最初からその温度にするか、いったんもっと熱くして冷ますか、によっても違う。


ITは、ゼロか1の世界でやるせない部分もあるが、
活用させてもらってる部分もある。ブログ、Twitter、FB。口で行っただけでは残っていかない部分はあるので。

開店当初、入店条件はFBでいいねを押してくれた人にしていた。入り口でその場でやってもらうこともできたので。それが拡散すれば、宣伝費もかからない。

某フリーペーパーに一年間掲載すると100万かかる。
そのお金を捻出するためにどこかにしわ寄せが来る。

ドメインsake.jpの前身sake.co.jpを1998年頃に取った。本当はsake.comが取りたかったが、すでに、鮭の組合に取られていた(笑)

他の大手酒造が、どのドメイン名売ってくれと来るかと思ったが、来なかった。来ても売るつもりは無かったが、その程度の認識かと思った。

ハレではなくケ(日常)が大事。。高いお酒でなく、普通のビール、普通のお酒を楽しむ手伝いをしたい。ピラミッドの底辺を広げるようなイメージ。

例えばゴールデンガーデンさんはいろんな種類のビールでピラミッドを高くしていく。
うちと役割が違う。分担し、その両方で、ピラミッドの面積を広げることができると思う。

社会が壊れてるのは、居酒屋のビールが美味しくないから。と私は思う。

美味しいもので、人は自然と笑顔になる。張り詰めていた糸が、少し緩む。

心が折れるときは、張り詰めていた糸に、羽一本触れただけでも、折れてしまう。

交通事故での年間死者が1万人弱なのに、自殺者は3万人。しばらく経って死亡を含めたらもっと多いはず。減らしたい。私は美味しいビールの提供によりそれを行っていく。

居酒屋におけるタブレット活用ってあり?

慣れてる人は、初対面でも、徐々にさぐりながら会話して共通の話題を探していけるけど、
そんな会話に慣れてない人に対して、ITがコミュニケーションの手助けをできるか。例えばタブレット端末。

単純に二人の間にタブレットをおいておく。
会話の中で、あるキーワードが出た時にググったりして会話を広げていけるかも。

タブレットにメニュー表示されるようにしておいて、
メニューと価格だけではなく、その料理へのこだわり点や、本日や今月のオーダー数累計とか「いいね」的な人気の情報も出るとか。

タブレットから注文もできてしまったら、ちょっと味気ないけどね。チェーン店だったらいいけど。

追記:すでに焼き鳥屋さんであるんですね。
http://matome.naver.jp/odai/2137230224619482401

本文とは関係ないですが、らくがきバーだって!楽しそう!
http://entabe.jp/news/article/4796/

「ハッカーズバー」に見る、食とITとの融合

昨日は広島であった「セキュリティもみじ」というIT系セミナーに行ってきました。
そのセミナー自体も面白かったのですが、その感想は、別の機会に。

懇親会の席で最近六本木に出来た「Hackers Bar」について話題が出ました。
ネタかと思ったら本当にあるんですね。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1405/16/news148.html

ブルースクリーン」というカクテルがあるらしいです。
別にブルーハワイに引っ掛けたわけではないようですが。

で、何々に引っ掛けて、というカクテル名を考えたら面白いよねという話をしてて
お題として「スクリュー・ドライバー」を出したら隣の方が「デバイス・ドライバー」と即答。
皆爆笑。鉄っぽい味がしそうだけど。

一ヶ月前でさえ、自分が将来進みたい方向は、食かITかどちらかとも決まってなかった。
でも理想としては両方ともやってみたい。好きだしある程度は強みがあるので。
そこでキーワードとしては「食とITとの融合」が浮かんだ。しかし「それって何やねん」と自己ツッコミ状態。

あっ、ハッカーズバーに、「食とITとの融合」を見つけた!
自分はバーをやるつもりは今のところ無いけど、なにかヒントをもらったような気がする。
オールドファッションな、アナログな居酒屋をやろうと思ってたけど、なにかそれだけではない独自性を出せそうな気がします。ますます準備が面白くなってきそう。懇親会出てよかった!(セミナーの感想は?)

今後の当ブログについて

気がつけば、今年も6月ですね。1日でキリがいいし、以下、宣言します。

だらだらとブログやってますが、更新、滞ってます。理由の一つに、ブログタイトル「訴えたいことがないんです」の通りブログのテーマがなく、ブレブレな点はあるかと思います。
文章を書く練習としてはいいけど、人にたくさん見てもらうという視点を欠いている。

昨日、ふとキーワードを思いついたので、今後はそれを元にブログ書いていきます。
ブログタイトルもそれに変えます。「食とITとの融合をめざして」

もちろん現時点でもそんな事例はいろいろあります。
例として、野菜に貼ってあるQRコードを読み取ったら野菜の生産者の顔が出てくるような、トレーサビリティ確保のためのIT利用とか。

そんな事例を取り上げたり、こんなものがあったら、こんなことができたらというアイデアも浮かんだら書いていきたい。
とはいえ、毎日そんなネタがあるとも思えないので、

・食の記事
・ITの記事
・食とITとの融合の記事のいずれかを書いて行ければと思います。そしたら書きやすいかと。

音楽や読書、雑貨、文房具なども興味はすごく有りますが、とりあえず他のブログか個別のレビューサイトにします。(もう一つブログあるけど→、そっちはどうするかな.....)

数値目標としては、まずは
6月は30本の記事を書く。が目標。毎日平均一本。

アクセス数などの目標は、一ヶ月たってから考えます。

よろしくお願いいたします。毎日見てね!

iOSでは添付ファイルの暗号化がされている?

気になるニュース。


メールに注意!最新のiOS 7.1.1でも添付ファイルが暗号化されてない重大なバグ!

http://news.livedoor.com/article/detail/8803778/


拙者、iOSでメールの添付ファイルが暗号化されていること、知りませんでしたから!切腹
と古い言い回しをしたくなる記事ですが、
いたずらに危機感をあおり、誤解を招く感じです。

iPhoneで添付ファイル送るのはやめよう!はいいけど、じゃあ他のAndroidや、PCなら大丈夫なの?という話。

冷静に書いてあるブログが以下にあります。


iOS上に保存されているメールおよびその添付ファイルが生で保存されているとのこと
http://d.hatena.ne.jp/next49/


怪しいアプリを入れない、パスコードきちんと設定する、方がもっと大事、という趣旨。

確かに、ニュース記事を見て、よしメールには気をつけよう!と思った人がまだパスコード設定してなかったり、数字4桁だったりの方が問題。